2019年08月18日

ゲーム依存

昨今、オンラインゲームや「eスポーツ」の普及で、日本では4700万人以上が、継続してゲームをしているという調査結果がある。そんな時代だからなのか、若い世代を中心にゲームをする時間をコントロールできず日常生活に支障がでるケースが増えている。WHOは今年5月、このような「ゲーム依存」の状態が1年以上続く人達を新たな病気として認定した。
この「ゲーム依存」は、症状がひどい人だと数年間外出せず、食事やトイレもゲームをやりながらすませるなど、寝る時間以外は1日中ゲームをやっているという。学校など現実に居場所がないと感じる若者が、不特定多数と気軽に繋がれるオンラインゲームに没頭するケースが多いようだ。
神戸市にある中学校では、1日4時間以上ゲームをしている1年生の割合が1割にものぼり、オンラインゲームを深夜までしていた複数の男子生徒が朝調子が悪いと保健室を訪れるという。私も学生の頃、DQに夢中になり夜遅くまで遊んでいた時期があったので、その生徒たちの気持ちが分からないでもないが、翌日に影響が出るほどやるというのは感心しない。通常は、どこかで区切りをつけるものだが、ゲーム依存に陥っているとそれができず、日常生活に支障をきたしてしまう。
そのような中、香川県では、県内のすべての小中学校に「ゲーム依存から子供を守る」と題したDVDを配布し、その危険性を広めようという動きがある。このような活動がもっと広まれば、ゲームに依存する若者が減るのかもしれない。



Posted by クマ科クマ亜科クマ属  at 10:43 │Comments(0)

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